伊香保文学館

「伊香保文学館」は、近代文学を彩る作家たちの初版本や署名本による世紀の物語を貴重な資料でたどりました。

葉書や封書、直筆の原稿、色紙、短冊といった作家たちの筆跡を通して、彼らの人柄や創作の一端、そして文学の歴史に少しでも触れていただければ幸いです。

当館に展示されている資料は、館主の趣味嗜好が色濃く反映されておりますが、今後も、「近代文学の歴史」をテーマに、夏目漱石や芥川龍之介をはじめとする文豪の作品を蒐集し、展示品の充実に努めてまいります。

ぜひ皆様のご来館をお待ちしております。

展示について

初版本をはじめ、貴重な作品の数々を展示

日本を代表する作家の初版本など、貴重な作品を時代ごとに展示。多くの作家に触れられる、伊香保文学館のメインコーナー。

現存数が限られた稀覯本を数多く揃えています

稀覯本コーナーには、当時の雰囲気をそのまま感じられる、販売時の装幀のままの初版本などが数多く揃えられています。

葉書や封書の展示

作家の日常に触れたような感覚をおぼえる手紙や葉書などは、作品とは異なる魅力がつまっているかもしれません。

林 忠彦氏の写真展示

館内には、林 忠彦氏の作品も多数展示。ファインダー越しに見せる作家の表情も一緒にお楽しみください。

明治文学

泉 鏡花、島崎藤村、夏目漱石、森 鴎外、国木田独歩、尾崎紅葉、上田 敏、北原白秋 ほか

大正文学

谷崎潤一郎、竹久夢二、斎藤茂吉、室生犀星、内田百閒 ほか

大正・昭和文学

井伏鱒二、川端康成、梶井基次郎、堀 辰雄、伊東静雄、太宰 治、三島由紀夫、織田作之助、村上春樹 ほか

群馬の文学

萩原朔太郎、山村暮鳥、萩原恭次郎、大手拓次、田山花袋、湯浅半月、徳冨蘆花、吉野秀雄、坂口安吾 ほか

葉書・封書(手紙)

有名作家の葉書などは、そのほとんどが過去に出版された個人全集の書簡集に収録されていますので、内容的な興味もさることながら、本人の直筆により、作家の人となりを感じていただけると幸いです。

色紙・短冊

展示数は多くありませんが、作家の作品のひとつとして、展示いたします。

原稿

作家の自筆原稿は、現在は電子化されて無くなりましたが、当時も珍しく、また、大変貴重なため、当館では数点のみを展示しております。

稀覯本

稀覯本とは、現存する部数が極めて少なく、容易には見ることのできない書物、古書などを指しますが、当館の「稀覯本コーナー」では、多くの書物が集まる都内の古書店でも、四・五年に一度ほどしか巡り会えない著名な作品も展示しております。

利用案内

開館時間

8:00〜21:00

入館料

ホテル天坊に宿泊のお客様/入館無料
外来のお客様/500円(税込)

  • 入館券はホテル天坊のフロントにてご購入ください。
  • 文学館内での飲食(ソフトドリンクは除く)はご遠慮ください。
  • 入館券は1枚につき、1人1回限り有効となります。再入館はできません。
  • 入館券はホテル天坊のフロントにてご購入ください。
  • 半券が切り離されたチケットは無効となりますのでご注意ください。
  • 営利を目的とした入館券の転売行為は固く禁じられており、転売された入館券ではご入館いただけない場合がございます。
  • 他のお客様、第三者または従業員に対する迷惑行為を行おうとしたとき、または迷惑行為に及んだときは退館いただく場合がございます。その際、入館料金の払い戻し等は一切いたしませんので、ご理解とご協力をお願いいたします。
  • 文学館内での飲食はご遠慮ください。

館内図