いかほっと探し・・・伊香保人に頼ってみた!
伊香保のほっとなネタ、いかほっと探し。
ほっとなネタ(=HOTな熱いネタ、もしくは、ほっとするネタ)ないかなぁ〜と考えたところ、現地の人に聞いてみるとちょっとマニアックな話が聞けるかも!?と思い立ち、伊香保温泉街で伊香保人にほっとなネタを聞いてみる事にしました。伊香保にゆかりのある有名人や、伊香保の始まり、温泉についてなど、色々なお話をうかがえましたよ。
まずは、伊香保のほっとな有名人について。
ほっとな有名人:明治の文豪 徳富蘆花さん
真っ先に名前があがったのが徳富蘆花(とくとみ ろか)。
なんと、今回お話を聞いた伊香保人のおじいさんは写真屋さんをやっていて、徳富さんの写真を撮っていたのだとか。す、すごい・・・。
熊本出身の徳富蘆花さんは、伊香保の温泉や宿、景色に惚れ、伊香保で最後を迎えたのだとか。
あの有名な小説「不如帰」は、伊香保で静養中に描いた作品だとか。
ちなみに京王線沿いにある芦花公園の「ろか」は、徳富蘆花さんから由来しているんですよ、という話も伺えました。これもおじいさん繋がりで、詳しく知っていたのかなぁ?
ほっとな有名人:日本の画家、詩人竹久夢二
女性を描いた絵が印象的なこの方をご存知ですか?と教えてもらったのが、大正ロマンの象徴でもある竹久夢二(たけひさ ゆめじ)さん。日本の画家であり詩人でもある彼の作品は、古き良き日本を連想させ、独特な世界観が印象的で目を引くものがあります。
と言いつつ実は今回お話を聞くまで、伊香保にゆかりのある方だとは知りませんでした。(ごめんなさい・・・m(__)m)
話を聞いた後に調べてみると、観光パンフレットやお土産品で「かわいいなぁ」と思って目にしていたものは、この竹久夢二さんの作品を使用したものでした。
デザイン性とリーズナブルさが評判で女性に人気のユニクロの浴衣、なんとこの竹久夢二さんの作品をベースにした商品が今年発売されているそう。こ、これは気になる。
さて話は戻って、岡山生まれの竹久夢二さんは、大正8年に伊香保を訪れたそう。榛名湖でよく絵を描いていて、榛名山美術研究所の建設を計画し熱を注いでいたのだとか。
温泉街近辺には竹久夢二伊香保記念館があるという事なので、足を運んでみようと思います。
伊香保人から聞いたここだけの話、女性好きで有名な竹久夢二さんは、芸者遊びの玉代の代わりに絵を書いて差し上げていたとか。ある旅館さんに竹久夢二さんが遊んでいる写真が残っているそうです。ん〜、今考えるととても価値のある玉代ですねぇ。
ほっとな有名人:石段に刻まれている伊香保の唄 与謝野晶子
伊香保の石段に唄が刻まれているそうですが、実はこの話は詳しく聞けませんでした・・・。
是非、珍しい話を教えてください!というお願いだったので、カットされちゃいました(TT)。
石段街も2010年に365段に延伸されて、県道から見えるようになったのだとか。
伊香保といえばこの石段ですからね、後ほど確認してみたいと思います。
文化人に愛された温泉街伊香保
いかほっとな有名人、有名人とだけ括るのはちょっと違和感があるかな、有名な文化人ですね。
ちょっとお話を聞いただけでも、伊香保は文化人に愛された土地なんだなぁと知ることができました。
旅行って非日常感を感じることで、心が開放されたり刺激をうけたりすることができますよね。
私も伊香保にある日本の文化を感じて、引き続き「いかほっと探し」を満喫したいと思います!