伊香保のホットでほっとする情報をお届けする、伊香ほっと。今回は佛光山法水寺へ行ってきました。何やら台湾最大の仏教宗派の寺院だとか。それでは、伊香ほっと探しスタートです。
台湾最大の仏教宗派の寺院「佛光山法水寺」。日本の総本山が伊香保へ!
佛光山法水寺は、伊香保温泉街から車で10分のところにあります。伊香保温泉街から向かうと右手側、水沢山の麓にドーンと巨大な寺院が登場。この日は生憎の天気でしたが、霧に包まれたその姿は神秘的でした。
台湾最大の仏教宗派「臨済宗佛光山」。ここ法水寺は日本の総本山なんですって。
石像を追いながら階段を登る?ビューンと法水寺へ行っちゃう?
門から入ると大きな駐車場と階段が見えます。観光バスでの団体や、台湾からの参詣者も多いそう。駐車場がとっても広いですね〜。
ご覧の通り。階段の先、高いところに法水寺はあるのです。上にも駐車場があるので、空きがあれば車で登っちゃうのが楽チン。
もちろん、石像を横目に階段を登るのもいいですよ。
伊香ほっと編集部は途中まで階段でチャレンジ・・・しましたが、息切れにより引き返して、車でビューンと一番近い駐車場へ。ビューン!
寺院内は案内してもらえます
おじゃまします。すぐにお寺の方がきてくれました。寺院の案内もしてくれるそう。
一階には、禅堂、写経堂、御朱印所、さらにお食事処が。二階には、千手観音が拝める慈悲宝殿、そして大雄宝殿(本堂)ありました。中庭の彫刻も圧巻です。
写経に挑戦!
なんと、写経が出来るんです。はじめての写経、体験してみました。
システムが分からずキョロキョロ・・・法水寺ではおみくじと写経がセットになっている事が判明。おみくじを引き、その言葉を写経するシステム。なるほど!
まずは、おみくじを引きます。願いを込めて、えいっ。おみくじには番号が書いてありました。
壁面に番号のパネルがギッシリ。ひいた番号のパネルをひっくり返して、お言葉をチェックするわけですね。クルッと。
写経を希望する場合は、法水寺の方に番号を伝えて用紙をゲット。あとは心を鎮めて写経に集中。一文字一文字、うんうん。こういう時間って貴重ですね。
寺院で台湾グルメが食べられる(ビックリ)!
思わず二度見、三度見。なんと、お食事・喫茶処がありました。店名は「滴水坊」。焼きゆば丼やベジそぼろ、ベジナゲット、ベジ唐揚げなど、女性には嬉しいヘルシーメニューが。台湾といえば・・・もちろんタピオカも!毎週木曜日は定休日なので、お気をつけて。
本堂 大雄宝殿へ
入口には何やらキャンドルが。見つめていると、妙聖法師さんが説明してくれました。キャンドルは灯明と言い、物事が見えるように、暖かく世の役に立つ人間にという役割が。そのまま本堂のガイドも・・・ありがとうございます!妙聖法師さんはとてもホットな方。小学生の頃に生老病死を考えるきっかけがあり仏教を学んだのだとか。
本堂の真ん中に鎮座するのは、玉仏 釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)。ミャンマーの白い石で彫刻された仏像で、重さは28トン。日本の道路で運べるギリギリのサイズなんですって。水晶や金箔が施されており、真っ白な石像に映えます。設計建築は日本人が行いましたが、仏像は台湾の職人さんが作ったそう。
万仏崖。釈迦牟尼仏、阿弥陀仏、薬師如来と、半浮き彫りの2万の仏陀が壁いっぱいに。
「ご覧ください」というより、「必見!これは絶対見なくちゃダメ!ダメ!」レベルで案内してくれたのが天井の絵。なんと手書き!しかし、この高さ・・・毎日足場に登っていたのかと思うと。職人さんすごい。これは見上げて欲しくなりますね。
普段何気なく使っている言葉「自業自得」「因果応報」「修行」と仏教の繋がりもアツク教えてくれました。あ、これは伊香ほっとポイントですね。今回の伊香ほっと探しは、ホットな人に出会えました。
本堂前の廊下。壁面には釈迦行化図が。時間があれば行いをひとつずつ教えてもらいながら眺めたい。
星雲大師 一筆字書道展
星雲大師は、禅宗臨済宗の僧。70歳頃、突然目がよく見えなくなり、手も震えが止まらないためリハビリに習字を始めたそう。「字を書くのには心が手伝ってくれる」。その言葉の通り心の中で予想したいくつかの字を、最初から最後まで一気に書きあげる「一筆字」がたくさん展示されていました。
世界のあちこちに佛光山の道場が
台湾はもちろん、中国、マレーシア、ブラジル、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランドと世界各地にあるんですね、佛光山。伊香保もその仲間入りだ〜。
「佛光山法水寺」について
施設情報 ■〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保637-43 |
まとめ
実は建設中から気になっていた、佛光山法水寺。なんてったって大きいのです。伊香ほっと探し中にオヤオヤ?何か建てているぞ?と思っていました。敷地の広さはもちろん、寺院は天井も高く仏像も立派。職人技もあちこちで光ってます。さらに台湾料理も味わえるなんて、伊香保にいながら台湾旅行気分が満喫できちゃいます。丁寧な案内と心に響く言葉もいただいちゃいました。佛光山法水寺さん、ありがとうございました!